極小の穴がたくさん空いているクロームメッキに細かい粒子でコーティング!
金属をきれいに見せるために施されるのがメッキです。輝きのある表面がとてもきれいで、そのままの状態を維持できれば最高です。
メッキ自体は、金属などの表面を荒らして、光沢のある金属を塗布して固めたものです。
鏡面になっている部分は酸化しにくいようになっていますが、所々に開いている目に見えない無数の穴から点のようなサビが発生して、見た目を悪くしてしまいます。そうならないように保護することができるのがメッキングです。
サビが発生する原因が無数の穴なので、それを埋めてしまえば問題ありません。そのような効果があるものをメッキ保護剤と言います。
研磨剤などによって表面を鏡面にすることできれいにすることができますが、それではまたしばらくすると同じように錆びてしまいます。
それでは同じことの繰り返しになるだけでなく、研磨によって金属表面が減ってしまう恐れもあります。
つまりきれいな状態を保つにはメッキ保護剤による保護が最適と言うことです。
メッキングはガラス皮膜で、表面に均一に塗り込むことで金属の酸化を防止します。塗料のように塗り込むのではなく、車のワックスのように塗り込むことでコーティングします。
塗るだけではムラができて、きれいに仕上げることが困難なことがありますが、磨くようにして施すことで、きれいに光沢した状態に仕上げることが可能です。
クリーム状のものでは虹ムラと呼ばれる模様がついてしまいます。それはメッキ保護剤が均一に濡れていないからできてしまいます。
メッキングを使う前に表面の汚れを完全に拭き取ります。専用のクロスに1から2滴をたらして均等に伸ばしていきます。
しばらくすると虹のような模様が出てきます。それでも専用クロスで丁寧に伸ばし続けます。
完全にムラが無くなるまで繰り返し磨きましょう。5分から10分で効果がはじまるので、虹ムラが完全いないことを確認します。
もし残っているようならしっかりと伸ばしていきましょう。完全に硬化するのは24時間かかるので、水がかからないように注意します。
メッキングは厚塗りする必要はありません、メッキ保護剤は表面をコーティングのではなく、無数に空いている穴を埋める目的で使われます。
そのため、それほど多くの量を必要としません。あまり多く塗り込んでしまうと虹ムラの原因になるので注意しましょう。
擦り込む時には専用の史上最鏡クロスでなければいけません。他のクロスでは色落ちする恐れがあるので、注意が必要です。
水や油、ホコリの、3大サビ要素を寄せ付けません!
日頃から大切にしている愛車のメッキも、時の経過とともに徐々に劣化していくものであるため、何とかしてメッキのあの美しい輝きを保ちたいと思うことでしょう。そんな方々にお勧めなのが、メッキングと呼ばれるメッキ保護剤です。
このメッキ保護剤を使用することによってメッキ表面の輝きが復活すると言われている理由は、メッキングの液体の持つ特性にあると言うことができます。
この保護剤は、クロム光沢剤とも呼ばれるガラス性の被膜を主成分として作られていますが、その液体がメッキ表面についた小さなキズに侵食していって硬化することにより、滑らかなガラス性被膜が形成されることになります。
もちろん、メッキの種類によって効果にも大きな差が出てくるため、事前に調べておくことができるでしょう。
実際、劣化がそれほど進んでいないメッキ部分に塗布するなら、最初のような美しい輝きを再び取り戻すことができると言われています。
メッキ保護剤であるメッキングの使い方として一番勧められているのは、購入したばかりの新車時のメッキ部分に塗布するというものです。
しかし上述した通り、メッキの劣化が少ない場合でも、同じようにメッキの輝きを復活させることができるため、手遅れにならないうちに塗布するのがお勧めです。
メッキングの正しい使用方法に関してですが、まずはメッキ保護剤を塗布したいと思う部分の汚れをきれいに落とす必要があります。
その際、ウエスなどで拭き上げることができますが、油分などの汚れがついている場合にはパーツクリーナーなどを使って汚れを落としておきましょう。
メッキングには付属の専用クロスがあるため、そのクロスに保護剤を1、2滴とってしっかりと伸ばしていきます。液体は非常によく伸びるため、大量に使用することがないよう注意しながら使うことができます。
液体を伸ばす際には、ムラができないようできるだけ薄く均等に塗布していくのがポイントです。
仮にムラができてしまったと感じたとしても、付属の専用クロスで伸ばしながら塗布していけば村は消えるため、慌てずに落ち着いて行うことができます。
このメッキ保護剤は、塗布した後5分から10分程度で硬化し始めるため、ムラができていないか確認しながら塗布していくことが必要です。
ムラなく塗布し終えたならば、24時間以内は水などがかからないように注意しましょう。
そして、この保護剤は完全に硬化した後6か月ほどは効果が続くため、効果が切れる前に再び塗布することができます。