メッキが腐食する原因をシャットアウトします。
普段愛車のバイクはカバーを付けてあまざらしの状態で保管しているので、どうしても錆が出やすい環境です。
もう結構古いので、白錆が出て光沢がなくなっているところもあるし、場所によっては赤さびが目立つようになって気になっていました。
これまでも錆取り剤を使ってケアしてきたことはあるのですが、今まで使ってきた製品には研磨剤が入っているので、錆を落とすことはできてもメッキの部分がすり減ってしまうため、使った部分には負担をかけて傷つけてしまうのが悩みの種でした。
バイク仲間に教えてもらったメッキングはクロームメッキ保護剤で、メッキのプロ集団が開発したもので愛車を錆びから守ってくれる最強アイテムだとのことで、さっそく試してみました。
メッキングを使用する前に、錆の気になる部分に同じメーカーのサビトリキングという製品でさび落としをしてから使いました。
最も錆が気になったメッキミラーの部分と、ホイールのリムの部分にさっそく使うことにしました。
錆を落とした後、付属のクロスでメッキパーツに塗ってゆくのですが、この付属のクロスが本当に柔らかくてまるでシルクのような感触なんです。
この専用クロスにほんの1~2滴程度を垂らして薄く伸ばしてゆく使い方なのですが、ちょっと塗り方にコツがあるようです。
メッキングを塗り伸ばした場所が虹色の独特の光になるのですが、このままにしてしまうと塗り上りが虹色のムラに仕上がってしまうため、このムラが消えるまで薄く塗ってゆく必要があるようです。
どの部分に塗るかによっても変わってきますが、私はミラーの丸い部分すべてを塗るのに大体2〜3滴でちょうど良い感じがしました。
塗る面積が広くなればその分量を加減する必要がありそうです。
メッキホイール部分も、錆を落としてから同じ要領で塗り伸ばしていったのですが、塗る前のさびを落としただけの状態と比較すると全く輝きが違ってくるのはすぐにわかりました。
塗った後は完全に硬化するまで時間がかかるため、それまでの間は雨や水などが塗布部分につかないように注意が必要なので、天気予報を見て塗る日を決めました。
完全に硬化した後も、メッキングを塗った部分は今のところ塗った直後と同じくらいの輝きをキープできているところにとても感動しました。
一度塗るだけで半年ほど効果が持続するとなっているのですが、これから先どんなふうに変化するのか少し楽しみです。
メッキングは価格は結構高いなと感じていたのですが今までのガラスコーティング剤と違って開封後も使えるので、案外経済的なところも気に入っています。
ただし、瓶のふたはしっかりとしめておくことは必須みたいです。